大事だった人

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とても大事な人を亡くしました。50年を共に生きてきた人です。

山あり谷ありの道中でした。谷のほうが多かったようにも思えます。ある意味 空気のように、普段はその大切さを意識することもなく 毎日を送っていました。

昨年12月のはじめ、たった一人でサヨナラも言わずに逝ってしまいました。今でも夢の中の出来事のようです。日を追うごとに寂しさが募ります。後悔も膨らみます。

友達がたくさんで、大勢の方々に好かれた楽しい人でした。人生の後半から視力を徐々に失いながらも 愚痴も泣き言をこぼさず、常に前向きでした。

一番そばにいた私が強さや優しさに気づかずにいた気がします。

人生では思いもしない事が突然訪れます。もう一度会いたい、話したいと思う毎日です。